野球もなけなければ
飲みにも行けない
悶々と退屈な日々を過ごされている
同志の皆々様に
ほんの少しでも
有意義な時間を過ごして頂こうと
これから何回かに渡り
野球関連の読物など
御紹介して参りたいと思う所存
ネットやゲームも良いけど
春の夜長にしっぽりと
読書にふけるのも悪くはないぞ
こう見えても
(どう見えんだ!ゴラァ!)
津田沼界隈ては
小粋な文学少女としてならした
我らが主筆が厳選する
ハードコアな1冊を
是非とも堪能して頂きたい
さて、その第1回目はこちら
「巨人軍に葬られた男たち」
織田淳太郎著
知る人ぞ知る
盟主ジーヤンツ最大の闇にして
球団史におけるタブー
「湯口事件」の真相に迫る珠玉の1冊
180センチ75キロ
しなやかな身体から繰り出される
剛速球が武器という本格派左腕
高校通算28勝4敗
防御率1.35
完全試合1回
ノーノー3回
甲子園春夏連続出場
昭和45年のドラフト会議で
9連覇真っ只中の大正義巨人軍から
1位指名を受けた若者の
短過ぎた生涯とは…
まあ、内容について
細かく書くのは控えたいと思うが
当時のドラフトでは
1位が湯口で3位にはお馴染み
打席でプリっとお尻を振る
プリティな仕草で人気を博した
左打ちのスラッガー
淡口が指名をされていたらしい
因みに、湯口の初年度
イースタンリーグでの成績は下記の通り
17試合
5勝6敗
防御率3.65
投球回数78 2/3
87奪三振
76四死球
とんでもない与四球率ながら
イニング数を上回る奪三振
まさに素材型左腕を
絵に描いたような芸術的数字
そんな若者が壊れていく
原因は…
Amazonで調べたら
6円とか(笑)
どうやって払うんだよと
ツッコミを入れたくなる値段
ブックオフでも100円コーナーの片隅に
ひっそりと眠っていることだろう
読み終わったあとの
後味の悪さは保証するぞ
ブワッハッハッハ
最後に、
この悲劇において
あの伝説の180km男…
いや、400勝投手のカネやんが
めっちゃ良いオッサンとして
登場して来るので
是非とも期待をして頂きたい
次回もまた
珠玉の1冊を御紹介しようではないか
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