いよいよ待ちに待った
球春到来!
2月1日を迎えて
12球団が一斉にキャンプイン!
…と、
例年であれば
浮かれ気分でロケンロー
凍るアスファルト急な坂を
息も付かずに駆け上がるところなれど
なんだろね、
終わりの見えないコロナ禍で
お客さん一人いない寂しい風景に
外国人選手はその煽りを受け
開幕に間に合わない可能性もあるのだとか
今ひとつ気分が盛り上がらない
何とも複雑なお正月
でも、思うんだわ
緊急事態だの
無観客だの
ロクに選手とも触れ合えない
自粛自粛の世の中にあって
三浦大輔が監督に就任して
再び横浜の顔になったということは
これ以上ないポジティブな
象徴であり偶像の帰還
梶谷が抜け
井納が抜け
補強も思うようには
進まなかったのかも知らんけど
自分はこれで
良いと思うんだよな
かなり誤解を招く
表現になってしまうけど
正直に言うのなら
三浦監督には全く期待はしていない
三浦マジックだの
名将だの
そんな称号を頂きつつ
ペナントを制覇し宙に舞うとか
誰がそんな姿を
予想しようか
そんなことより
自分が三浦大輔に期待するのは
もっとヒューマンであって細やかなもの
時に厳しく
時に優しく
それは恰も
時代錯誤な精神論の如く
昨今のデジタル世代には受け入れ難い
昭和の哲学のようなもの
上手く口では説明出来ないが
具体的に例えるなら
きっと、こんなことなんだろう
DeNAは1日、沖縄・アトムホームスタジアム宜野湾で春季キャンプをスタート。就任1年目の三浦大輔監督(47)が、いきなり特打の打撃投手として“登板”した。8年目の関根大気外野手(25)を相手に約15分、92球の熱投。
サンスポより
キャンプの初日
誰もが注目する中
特打の打撃投手を務めた
三浦新監督と対戦したのは
ここ数年間、
どれだけファームで結果を残そうとも
満足に一軍でチャンスを
与えられることもなく
燻り続けていた
関根大気
ふたつ並んだケージの一方では
期待の細川が打撃投手相手に
豪快なスイングで
快音を響かせていた
二軍監督時代、
4番に据えて鍛え上げた
期待の大砲との対決となれば
これほど絵になる構図はないだろう
ネタを求める取材陣も
それを望んでいたに違いない
それでも三浦大輔が相対したのは
絵にならない方の関根
絵になる細川でなく
絵にならない関根を相手に
キャンプ初日
新監督は92球を投じ
そして当然、
本人も目にするであろう
新監督の談話は
こんな言葉で結ばれていたのである
「(関根)大気に良い練習してもらおうと、しっかりストライクを投げようと思って投げました」
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