8月14日(水) 神宮
ヤクルト 15対2 横浜 56勝51敗3分
なぜだ?
どうしてだ?
初回から濱口が大炎上の7失点
打っては8回途中までノーノーだとか
もう、見ているのが辛くなる
まさにナイトメアー
小さなお子さんが
夢でうなされてもおかしくない
残酷な天使のテーゼ
悲しみの境界線
いつ果てるとも知れない
長い長いヤクルトさんの攻撃
暴力的な猛暑と
神経を逆なでるような湿度の中
15点も取られながら
やっとこさ9回まで辿り着いたという
そんな状況ながら
ほぼ空席はなし
辛辣な野次もなし
応援団のリードに合わせ
チャンテだのライジングだの
しっかりと応援を続ける
この、健気さよ
決して安くないチケットを購入し
夏休みの貴重な一日を使って
勇んでやって来た
神宮の杜
ええんやで
途中で帰っても
ええんやで
野次のひとつやふたつ
そんなことを考えつつ
大きな歓声に、ふと我に返って
グランドに目をやれば
先日、1000本安打を達成した
石川さんの姿
この石川が見事にヒットを放ち
好調の柴田が続いて
遅ればせながら
押し出しで1点を奪って
試合は終了
スタンドの前を横切り
クラブハウスへと向かう選手達には
温かい声援が飛んでいた
宮崎、ヒカルにパットンと
主力選手を骨折で欠いた苦しい台所
茹だるような暑さに
屋外で続く連戦
投手陣は誰の目にも分かるほど
疲労困憊、ヘトヘトの状況
野手陣だって大小様々
故障や痛みと戦っているんだろう
それでも…
と、自分は思うのである
前日の大接戦
1点を争う試合で見た
乙坂や国吉の頼もしい姿
毎年のように
一軍と二軍を行ったり来たり
期待されながらも
なかなか結果を出すことが出来ない
そんなダメっ子達が見せた
自信に満ちた表情と凛とした佇まい
国吉で打たれたなら仕方ない
乙坂が打てないなら文句はない
誰もがそう思う
いや、思わせるだけのものを
彼らはしっかりと
勝ち取ったんだよね
育ってるんだよ
育てたんだよ
選手達の頑張りと
ファンの方々の愛情で
大丈夫、問題ない
今このチームに必要なものは
少しばかりの休息と
張り詰めた心のときほぐし
そして、それは
連日に渡る接戦に青筋を立て
声援を送る僕らにも当てはまること
大事なのは休息
一旦、頭をクールダウンして
もう一回出直そう
今、この位置で戦えること
この幸福に感謝しつつ
また、一からやり直そう
そんなことをボソボソと呟き
3回が終了したところで
本気で帰ろうと主張
一緒に観戦された地元の方々を
ドン引きさせたのは
ここだけの秘密だぞ(笑)
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