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巨星堕つ…

 

 

 

 

 

そうか

水島先生…

 

御逝去されたのか

 

 

これほどまでに
パ・リーグの発展…

いやいや、野球界の発展に
貢献された方なんていないよね

 

ドカベンだのあぶさんだの
既に語り尽くされているんだろうけど

少ないお小遣いを握りしめて
古本屋で少しずつ揃えたんだよなあ

 

ドカベンは目が不自由だった
不知火が父親から移植を受けて

死角だったはずのインスラを
ホームランしたりとか

 

あぶさんは南海を自由契約になった後
素人に混じって入団テストを受けて

再契約する辺りのストーリーが
個人的には好きだったなあ

 

 

代表的な作品は
ほぼ全巻持っていたと思うけど

あぶさんは流石に
三冠王を獲ったりするようになって

あまり読まなくなったな
人情漫画路線の頃が好きだったわ

 

 

そんな名作揃いの水島作品で
どうしても皆様に一読を頂きたい

水島新司のエッセンスが
これでもかと濃縮された2作品を

この機会に
御紹介させて頂こう

 

 

まずは、「光の小次郎」

 

 

 

 

 

登場するチームも選手も
全て架空の存在ではあるものの

古き良き時代のパ・リーグの雰囲気漂う
水島作品の私的最高傑作

 

いろいろご意見はあろうとは思うが
作画的にも最も充実していた

そんな観点からも
ベストの称号を贈らせて頂きたい

 

 

 

そして、もう一作

マイナーな作品ではあるが
「ストッパー」をご紹介しよう

 

 

 

 

こちらの作品は
セ・リーグが舞台になっており

最大のポイントは
野球狂の詩の東京メッツが登場

主人公のライバルとして
描かれているところ

 

特にメッツのエース火浦健や
球聖・岩田鉄五郎の対決…

というか、
野球の深いところでの

 

化かし合い
駆け引き

そのストーリーが
最高に面白いんですわ

 

ハイライトは主人公・三原新平の
連続セーブ記録を、我らがオバQ田代…

まあ、そこは
御自身の目で確かめて頂こう(笑)

 

 

この2作以外にも…

 

…て、

 

話が止まらなくなるので
本日のところはこの辺りまで

 

 

 

 

球けがれなく、道けわし

 

 

 

心よりの御冥福をお祈り致します

 

 

 

 

 

 

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ぬまつだちゃん:

View Comments (2)

  • おはようございます。

    おいらは 男どアホウ甲子園 長嶋選手との対決が好きでした。
    もとライバル達が集まって対長嶋選手の特訓をする 『剛球一筋の藤村甲子園にカーブが投げれれば 勝てるかもしれない』との結論になる。
    それを聞いた 藤村が『変化球は絶対に投げない』と言いながら ライバルの前で 実は物凄いキレのあるカーブでもなんでも投げれるのを見せてくれる。
    これは行けると見たライバルたちは キャッチャーのまめたんにカーブ勝負を勧める。
    勝負の試合 ツーストまで長嶋を追い込んだ バッテリー。
    まめたんの出したサインは「カーブ」
    その結果は・・・・。

    こんな感じでしたっけ
    好きでしたこのくだりは。

    あぶさんのエピソードで登場した寺原投手。
    当時あぶさんを好きで読んでいたのだけど
    その漫画に出ている寺原さんが目の前にいて
    そして話す事ができた。
    実際の寺原さんも 漫画の中の寺原さんも
    まったく同じ 飾り気がなく 親しみやすく
    とても親切で 素敵だった。

    水島先生の漫画は夢物語のように言われるけど
    魔球もでてこない
    水島先生はドリームボールも女性の身体の柔らかさがあれば実際に投げれると語っていたことも聞いたことがあるように覚えている

    先生の作品からたくさんの野球選手 そしてたくさんの野球ファンが誕生したことだろう。感謝しかない。

    • ぱしりんさん

      どーも!おはようございます!

      >男どアホウ甲子園

      この名作、実は食わず嫌いでほとんど読んでないんですよ。子供の頃、通っていた古本屋さんにあまり置いていなかったというのも一つの要因なんですけど。藤村甲子園は大甲子園で明訓高校の試合開始前に曲がらずに真っ直ぐポールまでラインをひくという…甲子園の球場職員として描かれていたのが印象深いです。

      >寺原さん

      あれ?今なにやってますかね。独立リーグのコーチかなんかやってたような。多村を出してまで獲得したのに二束三文で放出したあの当時の球団には恨みしかありませんわ…

      >ドリームボール

      南海時代のノムさんが「ワンポイントなら女性でも通用するのでは」と水島先生に話したところから始まったと聞いています。野球狂の詩は結構、切なくなるようなストーリーが多くて子供には重かったです(笑)