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ノーノーそれじゃ届かない

 

 

 

 

5月3日(金) 甲子園
阪神 2x対1 横浜 30試合12勝18敗

 

 

 

 

初登板初先発の阪口は良かった
素晴らしかった

立ち上がりから150kmを計測した
威力抜群のストレートに

140km後半のカットボールが
左打者の懐をえぐる

 

心配していたコントロールも
実にまとまっていたし

ランナーを出しても慌てることなく
アウトを積み重ねることができた

 

フォークが決め球と
そんなイメージがあったが

抜けてしまったカーブ同様に
良くないと判断したのか

最後までストレートとカットで
押し切ってしまった

この辺りは伊藤光の好リード
阪口の良さを十分に引き出してくれた

 

 

高校を出て
まだ、プロ2年目

ヨダレの出るようなスケールと
圧倒的な破壊力

実に良いものを見せてくれた
震えるような投球だった

 

そんな若者が
苦手タイガースを5回まで零封

それでも勝てない
勝ちをつけてあげられないのが

何とももどかしい
今のチーム状態

 

相手の西も抜群だったことは確か

あらゆる球種の精度にキレ
低めにボールを集めるコントロール

良くぞ1点取ることが出来た
そんな素晴らしい内容だったと思う

 

 

そんな西の投球に加えて
阪神への苦手意識が焦りを生んだのか

予定通り (?)
阪口を5回で交代させたのは兎も角

国吉が上本に同点弾を浴びた
その後のベンチワーク

 

三塁コーチャーのミスも含め
焦りをありありと感じてしまう

何ともストレスの溜まる
試合となってしまった

 

ウチの外野手はソトに筒香
最大で2人守備固めが必要となるはずが

楠本をファームに落とし
早々に乙坂と梶谷を使い切り

終盤における外野手は
代打の切り札である佐野慶太のみ

 

あの9回のホーム憤死の場面も
ソトに代える代走すらいなかった

上田コーチの判断ミスだけでなく
ベンチにも問題があったということ

 

 

苦手な相手だと
どうしても流れがこうなってしまう

焦りがミスを呼び
ミスが敗戦を呼ぶ

我々ファンにとっては
ストレスの溜まる “負の連鎖”

 

上茶谷といい
阪口といい

健気に好投する若者に
勝ちを付けてあげられないもどかしさ

 

ここぞという場面で
あと1本が出ず

まさかここでという肝心なところで
繰り返されるミスだのエラーだの

試合巧者と言う言葉があるなら
徹底した試合下手

球際に強いと言う言葉があれば
弱いっつーか、寧ろ球際を避ける感じ

 

このストレス
このイライラ

 

 

酒量が増え
体重が増え

 

 

そして
思うんだ

自分は思うんだわ

 

 

 

 

嗚呼…

 

 

 

生きているんだ

 

今年もまた野球を楽しんでいるんだ
ハマ☆ベイを応援しているんだ

 

…と。

 

 

 

ガックリと肩を落とし
安い酒をかっくらって布団を被る

気だるい目覚めから

徐々に
そして沸々と

湧き上がってくる闘志

 

溢れるガッツよ
燃えすぎる闘魂よ

 

 

なんてことねーよ

たかが1敗

 

今日、勝てばいい
明日、勝てばいい

 

 

阪神さんがどうだとか
メッセンジャーがどうだとか

 

関係ねーよ!

 

気持ちなんだよ!
パッションなんだよ!

 

 

敵地で必死に応援されてる方々に
肩身の狭い思いをさせんじゃねーぞ!

 

 

こん、ばかちんどもが!

 

 

 

 

 

 

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ぬまつだちゃん:

View Comments (4)

  • 勝てないですね

    阪神さんが4エラーとかしてくれたのに
    結局は同じ展開

    京山投手もそれなりにふんばってくれたのに
    最後は悪夢が再び

    今日の先発はベイが東で 読売が高橋

    えっ高橋って 昨日阪神の先発で投げたろう

    • ぱしりんさん

      コメントありがとうございます。

      >阪神さんが4エラー

      それも1イニングで3エラー1野選とか…それでも1点しか取れないとか。そんな試合を落とすとか、もうストレスだけが溜まります。

      >最後は悪魔

      そんな気がしてましたよね…

  •  主筆様!!久しぶりです。
     主筆が前回のブログで仰った非日常で現実の亜空間を彷徨っています。
    過去にずいぶん歩んできて慣れたつもりの暗黒の道のりのはずなのですが
    この悔しさ、切なさは何なのでしょうかね。
     
     今日の東はこんなものでしょう。追い込んでからのウィニングショットが
    なければゴロを打たすとか打者を仕留めるとかは難しいですよね。今後の
    課題と云うことで期待しましょう。

     今日赤間(49)君が投げました。3イニング9人を完璧にピシャリ。
    思い起こせば今年2月。嘉手納ファームキャンプの一情景。
     雨天のためグランドの練習は中止。選手は体育館へ移動し練習メニューに
    励んでいました。一通り体育館の各選手の練習風景を見学し、ひっそりとした
    ブルペンの前を通りかかると、ただ一人タオルを握って黙々とシャドウピッチングを繰り返す若者の姿が目に映りました。「お名前は」「赤間です」「頑張れよ!」
    「ありがとうございます!」と元気な声が返ってきた。なんと今日好投したのは
    あの赤間君だったのだ。これほど嬉しいことがあろうか。今日の敗戦も彼の小気味よい
    ピッチングで消し飛んでしましました。
     また、嘉手納キャンプでしんぱちが一押しだった「勝又(28)君」も
    メキメキと力をつけてきているとのこと。一軍昇格も間近かと。
     
     打線もいつまでも寝たふりはないでしょう。打線が目覚めさえすれば投打がかみ合い
    2勝1敗ペースも見えてきます。これからも非日常的な現実の亜空間を楽しんでいきましょう。

    • しんぱちさん

      コメントありがとうございます。
      どーも!お久しぶりでございます!

      >暗黒の道のり

      何なんでしょうかね。決して戦力で他球団に劣ってるとは思はないんですが、繋がりはないし投打の歯車もバラバラだし。酷い状態です。

      >東はこんなもの

      まあ、坂本が好調過ぎたというのもあるんでしょうけど、少しだけ昨年の今永がオーバーラップしてしまいました。

      >赤間くんが投げました

      良かったですね。ストレートも140km後半が出てましたし、コントロールもまずまずだったように思います。ただ、今のチーム状態だと便利屋的に使われてしまうんでしょうね…

      >嘉手納ファームキャンプ

      そんな出会いがあると思い入れも強くなりますよね。仰る通り、勝又も順調に育っているようで来年あたりは…いや、何かもう発想が既に暗黒ですな(笑)

      >2勝1敗ペース

      何にしても投手陣なんですよね。打線はまあ、いい時もあれば悪い時もあるんでしょうけど、投手陣を建て直さないことにはなかなか連勝が出来ません。