横浜大洋復興を誓う秘密結社へようこそ。屈折したベイスターズ愛渦巻く桃源郷へ誘いたし

湾岸クライシス

コラム ベイスターズ

カープさんが教えてくれたこと

投稿日:

 

 

グッモーニン!

そして、グッアフタヌーン!

 

 

皆の衆

お元気か?

 

 

ふむ…

元気がないな

 

 

え?

ラミレスのバカヤロー?
辞めちまえ?

 

 

くっくっくっく

 

若いのぉ
青いのぉ

 

いやいやいや
失敬失敬

血気盛んでなかなか宜しい
お上品に振る舞う必要などないからな

 

野球の楽しみ方は人それぞれ

他人に迷惑をかけなければ
自由に応援すればいい

 

愚痴って
野次って

ウサを晴らして

また、お仕事に精を出せばいい

 

悔しいこと
辛いこと
嬉しいこと

いろいろあって
乗り越えて

 

このチームが
自分の血となり肉となり

離れることのできない
そんな存在になっていくのである

 

良いではないか
良いではないか

実に健全な楽しみ方だと思うぞ

 

 

え?
なにスカしてんだ?

胸ぐら掴んでやる?

 

 

アカンよ
暴力はアカンよ

あと、顔はやめてね
売り物だから

 

 

いやいや、

自分も決して
思うところがなかった訳じゃないぞ

 

阪神戦、広島戦と続いた
大量失点の残酷ゲーム

冷静に見続けてい訳じゃない

 

 

我らが主筆が思わず声を上げた
ある、シーン

それはカープのトップバッター
田中広輔の打席でのこと

 

コントロールの定まらない
濱口が投じたインコース寄りのボール

 

背中を向け
ボールから逃げている程でいて

体は外でなく
ホームベース側へ

そして微妙に
エルボーガードを付けた肘を出す

 

この執念
この気迫

 

 

ウハッ

声にもならない声が漏れたのは
果たして自分だけだっただろうか?

 

いや執念のプレーでもない
怪我を恐れないプレーでもない

 

そこに、あるのは

ジーヤンツの小林がやっていたような
安っぽい肘だしとは訳が違う

 

見事な技術
練習の賜物

 

層が厚く身体能力の高い
ライバルひしめくカープの中で

レギュラーを続けるために
結果を出すために

 

そして、チームに貢献するために…

 

 

 

監督がらどうとか
采配がどうとか

そんなことを超越した
何気ない田中のこのプレー

 

ここにハマ☆ベイの一番足りないもの

必要とされていることが
凝縮されていたのだと

 

自分は、そう感じたのだよ

 

 

2年連続でCSに進出
昨年は日本シリーズまで駒を進めながら

何故かこの経験が
生きていないように感じてしまう

リセットされたように
思えてしまう

 

そんな不満への答えを
やっぱりカープさんが持ち合わせていた

我々に教えてくれたんだと

 

自分はそう感じたんだな

 

 

 

まあ、あくまでも

個人の感想なんだがね

 

 

 

 

 

 

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