10月9日(日) 横浜スタジアム
横浜 1対0 阪神
1勝1敗
昨日の敗戦を含め
打てないから感じてしまうのか
ひんやりとした秋風が
そんな気持ちにさせるのか
どこか淡々と
ゲームが進んでしまっていたような
その空気を一変させたのは
あの宮崎の送りバント
選手達も
ファンの方々も
目の前の試合の重大さ
負けたら今年が終わってしまうという
その認識を突き付けられた
初めての光景
嗚呼…
この瞬間を味わうために
僕らは気の遠くなるような
長い長い道のりを
歯を食いしばって歩んで来たんだ
大袈裟?
よく分からん?
まあ、そうやろね
分からないだろうね
これはあくまでも
個人的な感情、そして感傷
ラミレス前監督なら
間違いなく強打だったんだろう
権藤監督に至っては
自らの意思でバントの構えをしようなら
お前が決めるんだ
この、大馬鹿ものがっ!
などというお叱りの声が
宮崎に向かって飛んだことだろう
分かって頂けたか?
負けたら終わり
絶対に落とせない
そんな試合で主軸を打つスラッガーに
バントをさせるなどという
一流の常勝チームにのみ許される
勝利への拘りという神聖な行為
それは我々ベイファン
いやいや大洋ファンですら
初体験となる
桃源郷
誰だ?
監督は誰だ?
森か?
野村か?
川上か?
え?
えええええええええええええっ!?
三浦とかいう若造なの?
生意気にも
負け犬チームで選手生命を全うした
何の実績もない監督が
バントのサインを出したのか…
まあ、
とにかく
嬉しいやね
ありがたいやね
少なくとも
あともう1試合
野球を見ることができる
この雰囲気に包まれることごできる
頼むぜ、濱ちゃん
もう少しだけ、
このチームの野球が見たいんだ
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