9月9日(木) 横浜スタジアム
横浜 5対5 巨人
41勝53敗14分 5位
間違いなく9分9厘
勝っていたはずの試合なのに
3位ヤクルトに
10ゲーム以上の大差をつけられ
CS進出の望みも
風前の灯となっている現段階において
目先の試合の勝ち負けを
青筋立てて論ずるつもりはないが
恐らくは皆様も
苛立ちと虚無感に包まれたであろう
あの9回について
いやいや、いつもの如く
追い付かれてしまった表でなく
9回裏にやって来た
サヨナラのチャンスのこと
無死1、2塁の好機に登場した
関根のバントミス
練習熱心な関根であれば
死ぬほど繰り返して来たであろう筈の
送りバント
彼なら出来る
間違いなくやってくれる
そんなベンチの期待を裏切り
肝心な場面で仕事が出来なかったこと
これほど悔しいことは
ないんだろう
決めて当然の送りバント
決めなければいけない送りバント
この一打席のために
どれほどの練習を重ねてきたのか
察するだけに
見ている方も胸が痛むところ
そして同じく
二死1、2塁という
打てばヒーロー
スターナイト史の1ページを飾るであろう
絶好の場面に登場した
代打・蝦名
見ている誰もが
甘いなあ
…と、思わず声に出るような
真ん中付近の変化球に全く手が出ず
ココイチの代打としては
最低とも言える見逃しの三振
ベンチには
ベテランの伊藤が残っていたことから
三浦監督や坪井打撃コーチあたり
迷ったであろう選択肢から
蝦名を指名した
その決断
なぜ振らない
なぜ振れない
蝦名を選択した首脳陣も
打席に立てなかった伊藤光も
誰もがアンハッピーな
後味の悪さ
菅野、山口、戸郷と
ジーヤンツの表3枚相手に
スターナイトという舞台で
掴みかけたはずの3連勝
流れ論者の自分からすれば
こういうところから
歯車は軋み始め
連敗ロードに足を踏み入れる
三里塚にして
謂わば地獄の一丁目
もし、首位を争っていたなら
負けが許されないCSの舞台だったなら
同じ場面における
選択肢は違ったものになるんだろう
期待はしている
チャンスもあげたい
でも、勝つためには
勝つための選択肢としては
同じ場面において
果たして
関根なのか?
蝦名なのか?
この、たった一打席の結果が齎すものは
信頼感の変化と妥協なき選択と
それがプロなんだよなあ
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