9月15日(水) 東京ドーム
巨人 7x対6 横浜
43勝55敗14分
もう、
ひと昔前に
こんな試合を見せられたなら
悔しくて
悔しくて
夜も眠れず
枕を涙で濡らし
翌日は昼過ぎまで
抜け殻のように過ごしていた筈が
なんだろね
どこか勝利への執着心が
薄れかけているような
昨今の湯加減
パッションの休息
まあ確かに、
悔しくも情けない
そんな負け方ではあるんだけど
ここ数年の登板過多を考えれば
三嶋を責めるのも如何かと思えるし
継投策から
野手の用兵まで
ベンチとして
打てる手は打っていた
それより何より
またまたこの日も
ルーキー牧が攻守に大活躍
代走起用の森くんも
いきなり神走塁で追加点
先発の大貫は悪いながらも
ピンチを凌いで試合を作ったし
フォークをモノにした伊勢は
クローザーすら見え始めた投球内容
外国人選手の来日が遅れ
故障者続出で先発も回せない
あの春先の惨事から
まがりなりに5月以降は
5割で戦えているという
ささやかな満足感
未だに借金が2桁あろうが
こんな悲惨な負け方をしようが
トレードで移籍した
国吉さんが大活躍しようが
聖母マリアの如く
温かい目で見守る僕たちは
一歩、
また一歩と
神々の領域へ
足を踏み入れているのかも知れない
エジプトを
ナイルの賜物と称するのであれば
億千万もの無様な夜を
乗り越えて来た僕らは敗戦の賜物
最悪の事態を想定し
いざそうなった時の心の傷を
最低限に緩和してくれる
超一流の危機管理力
それは
言うなれば
最高の安全性能を誇る
心のクッション、魂のエアバッグ
溜め息は微笑みに
怒りは希望へ
このチームを愛し続けることは
大人の階段を登ること
そう、
あの頃の自分は
階段の踊場あたりにたたずむ
無垢で健気なシンデレラ
怒りに震えたあの頃が
少女だったと思う時が来たと言うこと
怒りがいっぱい
屈辱もいっぱい
ほんのちょっぴりの
楽しいこともひっくるめて
想い出がいっぱい
んあ、
いろいろ
腹が立つこと思い出してきたぞ
こん、バカちんがっ!
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