X

熱い吐息とラムネ色の月影と

 

 

 

 

 

5月12日(水) 横浜スタジアム
横浜 5対5 巨人
11勝25敗5分

 

 

 

 

8回にソトが
起死回生の逆転弾

更にルーキーの牧が続き
ハマスタの雰囲気は最高潮

 

三嶋があっさり2死まで取って
誰もが、流石にこれは勝っただろうと

1点差ならともかく
2点あるからね

 

安心して良いよね
大丈夫だよね

皆んなが自分に
そう良い聞かせていたその刹那

 

丸を出したところで
とにかく岡本に一発だけは

ヒットならOK
仕方ない

 

だから、とにかく
一発だけ…

 

 

 

は…

 

 

 

……

 

 

 

 

まあ、
仕方ないやね

負けなかっただけでも
よしとしないとね

 

その裏には
桑原が全力疾走を怠って

スコアリングポジションまで
進めなかったとか

 

今のこの勝敗を
このポジションにいる理由を

ハッキリと思い知らされた
そんな試合だったんだろうね

 

 

 

柴田、倉本という遊撃手を
不慮の故障で欠くこととなり

自分は、森くんの抜擢を
強く主張させて頂いた

 

なぜなら
それが流れ

天が仕向けてくれた
運命なんだと

スターになるべき漢は
そんなチャンスを一発でモノにするもの

 

2試合連続でリリーフに失敗した
三嶋に関しては

本人がどれだけ志願しようが
今晩は休養を与えるべきなんだろう

 

開幕当初、石田に拘り過ぎて
失敗を繰り返したように

調子を落としている選手を
意地になって使っても

 

何も良いことはないし
本人が無理をすることで

故障というリスクだって
考えられなくはない

 

そんな試合の流れの中で
繰り上がって9回のマウンドに上がった

ヤスアキが好投して
クローザーの座を奪還したなら

 

それもまた
天命というやつ

なるべくしてなった
結果なんだろう

 

怠慢な走塁をした
桑原がペナルティでスタメン落ち

これまた繰り上げで
1番に入った神里が大活躍

センターの定位置を奪ったなら
それも勿論、天の計らい

 

 

そう、この世界は
無数の運命が交錯する

まさしく
人生の交差点

 

 

大事なのはね

この流れを堰き止めないこと
拘りや固執を棄てること

 

1軍で活躍してナンボ
そんなプロ野球選手なんだから

どんな綺麗事を言ったにせよ
商売敵は間違いなくチーム内のライバル

 

そのライバルにミスがあれば
故障者が出たなら

チャンス到来!

よし!
俺が!

 

そんな熱いパッションに
蓋をしちゃアカンのよ

流れを止めちゃ
アカンのよ

 

出番を奪われた選手は
また必死の思いで取り返そうと

頑張って練習して
技術を磨いて

 

そうやってチームは
強くなっていくんだからさ

 

 

 

 

 

 

湾岸クライシス応援バナー

にほんブログ村

ぬまつだちゃん:

View Comments (4)

  • 主筆お疲れ様です!

    流れ的に勝たなきゃならん試合でしたね。
    まぁ相手がある事なので思い通りにいかない事は百も承知。本当に残念でした。

    でも、もっと残念なのは9回裏の桑原ですよ。思わず叫びましたよ!
    彼の持ち味はやはり「いつでも全力プレー」
    今年の桑原は復調してきたので楽しみに見ていましたが、だからこそ勿体ないプレー。

    もぅレギュラーだと思ってんだろか?

    本当主筆の仰る通り、チーム内の競争や流れに応じた選手起用。やはり僕も森君を起用してもらいたいと強く思います。

    しかし、番長の試合後のコメントがいつも同じなんですよね〜笑。
    もっと柔軟に頑張ってもらいたいです!

    • 九州湾星人さん

      コメントありがとうございます。
      どーも!お疲れ様です!

      >相手がある事なので

      そこを皆さん忘れがちなんですよね。相手だって勝つためにいろいろ研究したり、技術を磨いたりしてる訳ですから。

      >9回裏の桑原

      負けることに対する耐性は毎日ワクチンを打ってるレベルで抗体を備えているつもりですが…自分はこういうのダメなんです。見かけは若くても心は昭和の堅物なので(笑)

      >試合後のコメント

      ラミレスなんか、これも野球だみたいなこと言いながら、明らかに目がイッてる時とかありましたからね。その内心との差を推察して楽しめたんですけど。三浦は元々ボキャブラリーも、解説やった時の話の引出しも少ない…いや、まあこの辺で(笑)

  • ぬまつださん大変ご無沙汰しております。

    数年前にちょいちょい書き込みさせて頂いていた鯨です。

    桑原の走塁の件がネットでも騒がれていますが主筆をはじめこちらの住人の皆様はどのように捉えてるのかな?と覗かせてもらいました

    私は野球は野球道だと思っておりまして、武道のように心技体が揃ってはじめて最高のパフォーマンスが出せるものだと思うのです

    桑原の場合はこの心がとにかく脆い

    イップスになってコンバートされたことも、昨年の低迷も、先日の走塁も、全て心のコントロールが出来ずに起こってしまったことだと思うのです

    桑原に必要なのは監督やコーチの叱咤激励ではなくメンタルコーチだと思うのです

    メンタルコーチ?
    もってこいの人がいる!?
    ぬまつださん!

    桑原に教えてやってくれませんか?
    幾多の試練を乗り越え、気持ちを切り替えファンを続けてきた、ぬまつださんだからこそできるメンタルコントロールの極意を

    • 鯨さん

      コメントありがとうございます。
      おおっ、お久しぶりでございます!

      >数年前に

      嬉しいですね。自分はこの界隈を相変わらずフラフラと飲み歩いてますので、是非ともまた立ち寄ってください(笑)

      >心がとにかく脆い

      思い返せばついこないだまで桑原は死んだ気になってセカンドの練習をしろと。そんなことも主張しておりましたが、こんな姿を見てしまうと、仰る通り無理な注文だったのかと。

      >イップス

      今でもセンターからの返球はしっかり返せてますかね?ここ数年、低迷していたのもここに全ての要因があるのではないかと、自分は密かに推察しておりました。

      >メンタルコントロールの極意

      昔、ホントにレッドソックスがメンタルコーチを導入して、そこで学んだセルビー(懐かしい)が胸をグーでポンポンと叩くルーティーンを続けていたという話が。3年5億なら考えてみようかなあ…