結構、衝撃的な話だよね
つい先日
肘を痛めてDL入りした
そんなニュースを耳にしたばかりの
東が靭帯の再建手術を受けるとか
前回の更新において
どーせ離脱者が出るだろうと…
いざという時の危機管理について
くだらん話をしていたら
まさか、ね…
肘の状態もあるので
シーズンを通して投げるのは難しいと
そのあたりまでは覚悟していたが
まさかのトミージョン
最近は一般的に行われるとは言え
あらためて解説を見ると
かなりの大手術なんだなと
ガクブルする次第
損傷した靱帯を切除したうえで、患者の反対側もしくは同一側の前腕(長掌筋腱など)や下腿、臀部、膝蓋腱などから正常な腱の一部を摘出し移植することで患部の修復を図る。1974年にフランク・ジョーブによって考案され、初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている。
もっと早く決断していれば…
そんな声もあるかも知れんし
自分も、せめて昨年の秋あたりにと
思わないこともないが
投手の命でもある肘にメスを入れて
腱を移植するとか
そんなの、同じ立場だったら
出来ればやりたくない
ある程度投げられるようになるまで
約1年ほどかかり
そこから万全の状態になるまで
更に1年間近くかかるとか
医療が進歩して
絶対に安心だ成功間違いなしと
いくらそう言われても
万が一
百にひとつも
間違いがないとも限らない
決断がこの時期になった
その気持ちは
ホント、良く分かるんだよね
それでも
まだこの手術が
懐疑的な目で見られていた
初期の頃にこの手術を受けた
かの村田兆治は
還暦を過ぎても140km近い
スピードボールを投げてた訳だし
術後に球速が上がったとか
そんな投手もいた訳で
あれは2年前の横須賀の練習場
初めて新人合同自主トレというやつを
生で見学した時の風景
ランニングだのアップだのでは
全く目立たなかった
小さな青年が
いざキャッチボールが始まった途端
誰が見ても
ひと目でモノが違うという
迫力満点のフォームから
弾丸のようなボールが
ビシュッ
と、放たれた衝撃よ…
2年でも
3年でも
待っとるぞ
長い長い野球人生
これは挫折でも悲劇でもなく
言うなればメンテナンス
遠回りではなく
近道をしたと
きっとそう思える日が来るんだと
溢れる涙を拭うタオルを用意して
準備万端に整えて
その日が来ることを
我々はずっと待っているよ
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