いったい何なんだろうな、と
思っているのである
自分を含め
多くのファンの方々が
ここ2年間ほど
マトモに働けていない
梶谷に固執する、その根拠について
肩を痛めて久しく
試合前のシートノックすら受けられず
試合を観に行く度に
あれ?
梶谷はどうした!?
と、いらん心配を掛けさせる毎日
それでも、
手術に踏み切り
昨年の後半は何とか
本来の梶谷に近い実力を発揮
いやいや、
その本来というのが良く分からない
どの程度の活躍をすれば
どの程度の結果を残したなら
本来の梶谷だと言えるのか
以下はサンスポの
ネットニュースに掲載された
梶谷に関する記事の引用である
プロ14年目を迎えたDeNA・梶谷隆幸外野手(31)が、2月1日からの春季キャンプでの1軍(沖縄・宜野湾市)メンバー入りを“直訴”することが4日、分かった。「今年は1軍でいきたいと思います。(球団に)希望を聞いてもらえるなら、そう伝えたい。自分はポジションを奪わないといけない立場。2軍だと、たまにしか(1軍首脳陣に)見てもらえない」と危機感を口にした。
ふむ…
近年における低迷と
筒香が抜けたというチーム事情
自分はレギュラーでなく
取りに行く立場なんだという
そんな梶谷の
今年にかける意気込みが伝わって来る
…と、思う反面
2軍だと(首脳陣に)
たまにしか見てもらえない…
こんなこと
選手に感じさせたらアカンやろ
なんて、ツッコミも入れたくなるが
まあ、きっと
2軍にいる多くの選手が感じている
素直な気持ちであり
ジレンマなんだろう
当たり前のように
レギュラーとして活躍していた男が
またそんな気持ちを味わえたというのは
決してマイナスなことじゃない
ゆくゆくは指導者として
長く横浜に携わって欲しいからね
あらためて
梶谷の成績を眺めてみると
レギュラーを貼っていた
2014年から4年間のWARは以下の通り
2014 4.7
2015 3.7
2016 3.0
2017 3.0
良いのか悪いのか分からないという
そんな方には参考までに
2019年の筒香のWARは1.7なのである
セイバーの代表的な指標として
昨今ではお馴染みのWAR
天龍やグレートカブキがいた
プロレス団体と勘違いする方は
かなり減ったのだろうか
え?
知らない?
まあ、ええわ
このWARについては
走攻守、全てに渡っての貢献度
これを数値化したもの
という解釈で問題ないと思うが
根っからの文系体質にして
壮絶オカルト派の湾クラにおいて
数字を並べて論ずることは
あまり好まれることではあるまい
いずれにしても
筒香の場合
守備の指標が足を引っ張り
例年、このWARの数値自体は
あまり高くはない
3拍子揃った梶谷が
走攻守に渡ってチームに貢献できるなら
決して大きな穴ではないと
数字は物語っているのである
ハマスタをホームにしている以上
一発に依存した
大味な野球も悪いことじゃない
それはそれで
昔からのチームカラーだし伝統だし
どーせ、細かいことなんて出来ないし
それでもやっぱり
ヒット3本でやっと満塁とか
2塁からあの打球で
帰って来られないのかよ…と、
ストレス溜まるだわ
無いものが欲しくなるんだわ
それが人間の性ってもんだからね
で、梶谷なんだわ
上記に示したように
それなりの数値は残してんだけど
そのポテンシャルを
全て出し切ったというような
まだ、そんなシーズンを
そんな梶谷を
この目で見たことがないと
ポテンシャル…
大事だよね
大事なんだよ
消えたベースカバー事件だの
一瞬の鬼覚醒だの
日本シリーズ
涙のバックホームだの…
このチーム
いや、この球団の
成長を見守りながら
ずっと我々は梶谷の背中を見てきた訳で
梶谷の、そのポテンシャルの
行き着く先を見届けず
球団史に句読点を打つことは出来ないと
数字は、現実を語り
湾岸クライシスは夢を語るのだよ。
なんつってー
ブワッハブワッハッハッハ
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