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このチームが栄冠を掴むためには

 

 

 

 

8月4日(日) 横浜スタジアム
横浜 3対2 巨人  53勝45敗3分

 

 

 

 

首位を走るジーヤンツに3連勝
ゲーム差は0.5にまで急接近

エース今永は早くも2桁
10勝目を上げ

我らがミスターベイスターズ
石川さんが遂に1000本安打を達成した

 

興奮
熱狂

そして、感動

 

素晴らしい試合に
満員のお客さんは酔いしれ

テレビを観られていた方々も
大満足の一夜だったことだろう

 

 

そんな中…

 

選ばれし者だけが座ることを許される
シーズンシートに身を預け

苦虫を噛み潰したような表情で
腕を組みつつグランドを睨みつける

一人の人物がいたことは
あまり知られていない

 

数多の不満を
そのFカップの胸に秘め

喉元まで出かかった言葉を
グッと飲み込む

うら若き乙女…

 

 

不満なのである
大いに不満なのである

 

 

正気を失い
物に当たって

大事な大事な商売道具を傷付けた
セットアッパーがいる

猛暑が続く夏場において
その代償を支払うのは他の中継ぎ陣

擁護する余地のない
大失態だと言わざるを得ない

 

そんな中継ぎ陣を
救えなかったエースがいる

10勝目を上げたとは言え
5回を5安打3四球、94球で降板

これが若手であれば
大満足のスタンディングオベーション

万雷の拍手で迎えたいところだが
今永にはもうワンランク

いや、ツーランク上の仕事を
首脳陣も期待していたのではないか

 

そして、嶺井である

伊藤光が戦線を離脱
レギュラー奪取の大チャンスが到来

チームは勝ちを重ね
打撃でも貢献を果たしているが

捕手に大事な繊細さ
投手を慮る几帳面さが見えてこない

 

特にその象徴が投手への返球

気になって気になって
ビールも普段の半分しか進まず

売上に貢献出来なかったことは
猛省すべき自分の失点

 

レモンサワーにおかわりのハイリキ
替玉ならぬ、替ハイリキも

僅か一杯だけと
散々な結果に終わってしまった

 

 

…て、

えーと、何の話だっけ?

 

 

そう!嶺井!

 

とにかく返球が短く

今永が前に乗り出したり
膝元の返球を救いあげて捕球したり

国吉が登場した大事な場面では
マウンドに届かない酷い返球もあった

寧ろ、球審の深谷の方が
よっぽどビシッといい球を返していた

 

ちょっとしたことでリズムを乱し
コントロールに狂いが生じる

お山の大将にしてガラスのハート
それが投手という生き物なんだろう

 

パットンがブチ切れたこと
今永の球数がかさんだこと

それを嶺井の責任にする気は毛頭ない
必死に頑張っていることは伝わってくる

 

3位狙いとか
CSが目標というなら

それでも良い
問題ない

 

しかしながら…

 

本気で優勝を狙うのであれば

ハマスタにチャンピオンフラッグを
掲げたいのであれば

ここで満足するべきではないだろう

 

思い出して頂きたい

あの、日本シリーズで戦った
ホークスの姿を

ベテランの松田や内川あたりが
新人のように声を出し

若手のはずの選手達が
しっかりと地に足をつけて襲ってきた

 

この可愛げのなさ
憎いまでの落ち着きっぷり

自分は思うのである

 

 

 

こんなチームに

 

 

 

 

だけはなって欲しくないぞと(笑)

 

 

 

 

つまらんやろ!

笑えんやろ!

 

気楽に楽しめんやろ!

 

 

よそ様はよそ様
ウチはウチ

それでええんよ!
ウチの野球で優勝を目指すんよ!

 

 

 

ごらぁ!

 

嶺井!

 

しっかり送球せんかい!
前日もロペスに怒られてたやろ!

 

でも、

ナイスばっちん、ナイスリード

 

何事もアバウトな
南国気質やから仕方ないわな

投手陣も
嶺井ならしゃーねーなと

そんなんやろな

 

 

今永も悪いなりに良く投げたし
武藤と国吉は暴力的な球威だった

こんな素晴らしい夜があって
また悪い時もやって来るだろう

 

泣いて
笑って
叫んで
泣いて

それがベイスターズ
それがハマスタ

 

 

そして何より
その象徴こそが

ミスターベイスターズこと
石川雄洋なんだよな

 

石川さんが歩んで来た歴史も

その活躍も
そのイケメンぶりも
そのもどかしさも

 

全てがベイスターズ
石川こそがベイスターズ

 

 

見ているだけで
ホッコリ、笑顔になってしまう

我らの太陽
我らの象徴

 

 

石川さん、おめでとう!

 

 

そして、

ありがとう!!

 

 

いつまでも元気で
このチームを、我々ファンを

 

引っ張っていってね!

 

 

 

ひとつにしてね!

 

 

 

 

 

 

 

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ぬまつだちゃん:

View Comments (4)

  • 嶺井については主筆と同感です。以前から返球が雑で、まともに投手の胸に投げたのは少なく気持ちもこもって無いですね。ベイスターズの投手は優しいから不満も顔に出さずに前後左右に身体くねらせて捕球してます。土曜の試合も石田のボールを体で止める気もなく手だけで捕球しに行ってパスボール。この三振振り逃げが岡本の3ランに繋がったのは皆が認めるところです。監督、コーチは技術の前に心構えから厳しく指導するべきでしょう。

    • いっくんさん

      コメントありがとうございます。

      >返球が雑

      アバウトな南国人気質と勝手に解釈しておりますが、ピッチャーによっては些細なことから狂いが生じることもありますからね。例えばパットンとか。

      >パスボール

      嶺井はリードには目を見張るものがえりますが、キャッチングと送球に関しては明らかに雑な印象を受けます。このあたり、ヒカル殿下のきめ細かさ、安心感が群を抜いておりますな。

  • 今夜の試合
    京山君が上がって先発しますが、ゴールデンウィークの借りを是非返してもらいたい。折角の休みの時間をわずか一回の表裏で観る気をなくした失態を…
    正直、期待はしていませんが、もし好投したのならば、ギャンブラーもぬまつださんも若くて、全日本プロレス中継が地上波でやっていた98年の再現が見れるかもね⁉️

    • ギャンブラーさん

      コメントありがとうございます。

      >京山君

      この投手、急速はガンガン上がって来てるのに反比例してコントロールが悪くなってるんですよね。出て来ていきなり勝ちを重ねた時はもっと繊細な投手だと思ってました。

      >全日本プロレス中継

      あの頃は…深夜枠でしたかね。あの当時38年振りの優勝と聞き、どんだけ昔なんだよと思いましたが、21年がこれだけ短く感じるということは38年もあっという間だったんでしょうな(笑)