横浜大洋復興を誓う秘密結社へようこそ。屈折したベイスターズ愛渦巻く桃源郷へ誘いたし

湾岸クライシス

コラム ベイスターズ

ここ一番におけるラミレス采配の凄味を見た

投稿日:

 

 

 

 

7月23日(日) 甲子園
阪神 6対6 横浜 44勝43敗3分

 

 

 

 

序盤の劣勢から
逆転に成功し

一時は5対2と3点差をつけながら
引分けに終わったことで

勝てる試合だったのに
と、お嘆きの方もいるかも知れない

 

しかしながら
敵地、甲子園でこの展開

我らがハマ☆ベイの誇る
剛球揃いの中継ぎ陣を打ち崩し

まさに相手選手を萎縮させるような
異様な盛り上がりに後押しされた

大の苦手
タイガースに対して

 

9回ツーアウトから追い付き
延長12回、引分けに持ち込めたこと

自分はまさに
勝ちに等しい引分けだと

そう断言をしたいのである

 

 

 

前々日の日曜日

勝てば貯金1
負ければ借金生活に逆戻りという

大事な大事なゲームにも関わらず

 

6回から3点のリードを守り抜くのに
勝ち継投の中継ぎ陣を温存

櫻井、武藤、齋藤と
まるでビハインドのような継投で

クローザーのヤスアキに繋ぐ
綱渡りのような曲芸をみせたラミレス采配

 

一転、この阪神戦では
エスコバーが悪いと見ると

イニング途中でパットンに交代するなど
惜しげも無くリリーフ陣を投入

恐ろしいまでの執念を見せた
鬼気迫る継投

 

2年前、3位からCSを勝ち上がった際

ファイナルでカープ相手に見せた
ラミレス監督の全力采配

石田を1回で諦めるは
今永や濱口を中継ぎ起用するわ

まさに神がかったような
あの、凄味

 

その断片を
チラリと垣間見た

この、継投

 

 

そして、最大のポイント

恐怖の大王はベイの勝ちがなくなった
12回の裏に降ってくる

 

僅か10球ほどで11回を抑えた
ヤスアキに回跨ぎをさせることなく

あっさりと武藤にスイッチした
この、采配

 

 

何故だ?
どうしてだ?

執念の継投じゃなかったのか?

 

もし、その裏12回に
ヤスアキがサヨナラを食らえば

球数もショックも
先々の試合に響くという

リスク回避を優先したのか?

 

何故だ?
どうしてだ?

 

ここまでの執念を考えれば続投だろ?
いや、勝ち越したら続投だったか?

いやいや

初めから1イニング限定
嫌な近本から始まる11回に当てたのか?

 

頭の中に浮かんでは消える
幾多ものクエスチョン

 

 

これぞ野球
これぞラミレス

 

この采配こそ
この凄味こそ

ラミレス監督の真骨頂

 

点が線となり

昨日から今日へ今日から明日へと
繋がっていく様

数々の伏線

 

 

ここ一番のラミレス采配は面白い
文句なし、本当に面白い

 

これだけでも

ラミレスを続投させた
その価値があるってもんだわな

 

 

 

舐めプーした時との

 

この格差よ

 

 

 

 

てか、さぁ

そんな試合をピンポイントで観戦する
こっちの身にもなってみろと

 

伏線ばっかり見せられる

ファンの気持ちを考えたことあるのかと

 

 

冷静になった今は

 

声を大にして非難したいのである

 

 

 

 

 

 

湾岸クライシス応援バナー
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村







-コラム, ベイスターズ

0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x

湾岸クライシスをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

Copyright© 湾岸クライシス , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.