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湾岸クライシス

コラム ベイスターズ

ドラフト会議と一対をなすもの

投稿日:

 

 

 

 

本日は待ちに待ったドラフト会議

どんな選手が指名されるのか
どんなドラマが待っているのか

 

楽しみだわな!
待ちきれんわな!

 

 

 

 

 

どーですか!
お客さん!

o(`ω´ )ノノ

 

 

 

 

 

などと…浮かれつつも

ふと、我に返って
考えてみる

 

ついこないだ
9人の若者達が戦力外となり

新たなルーキー達が入団する
その席が空いたばかり

 

その中には次代のレギュラー候補と
大いに期待されていた

僅か高卒3年目
松尾大河のような選手も含まれていた

そして、来年もまた
新人を迎え入れるための席が必要になる

 

一流選手となり
2億、3億の声がかかるのか

志し半ばで
その道を閉ざされるのか

何とも厳しい世界ではないか

 

 

 

さて、この度のドラフト会議

巷の評判では
佐々木、奥川、森下の3人が突き抜け

どちらかと言うと
野手は不作気味という話

 

例年のことながら
今年も1位指名の公言はなく

この3人の中の誰かで行くのか
競合を避けて一本釣りを狙うのか

指名直前まで
いろいろな駆け引きがあるのだろう

 

個人的にどちらかと
投手より野手の上位指名の方が

ワクワク度が高いんだが
皆様は如何か

 

このドラフトでは特に
薄っぺらい内野陣

昨年、小園を取り逃した
二遊間の補強が最大のポイントに…

 

などと考えていて
ふと、ある思いがよぎる

 

薄っぺらいなどという
大変失礼な表現をしてしまったが

その対象は誰に向けられていたのかと

 

 

それは紛れもなく
倉本であり飛雄馬であり山下であり

本来なら当たり前のように
一軍に定着して

レギュラーの座を争っていて然るべき
そんな立場の選手達

 

 

倉本あたりはレギュラーとして
フル出場した実績もあるし

飛雄馬も山下も一時的には
連日、スタメンに名を連ねていた

 

それが、なぜ

薄っぺらいだの
補強ポイントだの

そんな見方をされてしまうのか

 

 

その答えは

下衆な傍観者でもある
我々ファンよりも

勿論、本人達が分かっているんだろう

 

昨年の伊藤ゆ、知野に続き

今年も間違いなく
有望な内野手を獲得するだろう

球団の方針として
一定数の打席が与えられ

数年後のレギュラー候補として
"暫くは" 脚光を浴びる

 

これがきっと
プロの世界における

健全な新陳代謝なんだろう

 

 

華々しく入団した若者が
大活躍する英雄譚

ヤスアキが纏う衣が
どれだけ眩しいオーラを放っているか

大洋だの田代だの若菜だの
そんな世代の方ならわかってくれよう

 

 

それでも

光り輝くスーパースターが存在する
その、一方で

 

忘れかけていた男が
ひっそりと地味な光を放つ…

 

 

特捜最前線か
北の国からか

そんな人間臭い
ヒューマンなドラマを

この身体が欲するのは

 

少しだけ、歳をとったからか

 

 

 

 

嗚呼…

 

 

例えが既に

古いんだわなあ

 

 

 

 

 

 

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