横浜大洋復興を誓う秘密結社へようこそ。屈折した横浜DeNAベイスターズ愛渦巻く桃源郷へ誘いたし

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聖者達よ、空を見ろ

更新日:

 

 

 

 

あれは…

世に名高い
ハマ☆ベイ・セカンドインパクト

歓喜の98年の前年に起こった
伝説のひと幕

 

 

首位を独走する
野村IDスワローズを猛追した

あの、1997年

 

夏場の8月に
なんと20勝5敗という快進撃

敵地、神宮で首位ヤクルトを3タテし

 

名将、野村克也をして
どうしたら横浜に勝てるのか…と

途方にくれさせた勇者達

 

そして、それは
我ら大洋・横浜ファンが

生まれて初めて優勝を意識した
歴史的瞬間

 

それでも、

現実はどこまでも
残酷なもので…

 

この勢いで一気に首位だと意気込んだ
地元ハマスタでの2連戦

忘れもしない
9月2日の土壇場で

石井一久にまさかのノーノー

唸りをあげる剛球はバットにもかすらず
我らがローズをして

石井はまるで
ランディ・ジョンソンだったと

 

その翌日も、
一方的にヤクルトにやられ

試合途中から降り出した雨で
ゲームは中断

 

怒りとストレスを爆発させた観客は
我を見失い、暴徒化

グランドに投げ込まれた
おびただしい数のメガフォン

紙コップ
お弁当の残骸…

 

 

野蛮か?
お行儀悪いか?

信じられんか?

 

確かにそうだったかも知れない

 

 

そして、
その後に起こった

あの出来事

 

 

キャプテン駒田が
番長、三浦が

ゴミ袋を手に
小走りにグランドへ…

観客の投げ入れたゴミを
集めて回る、健気な姿

 

 

バカだろ?
アホだろ?

信じられんだろ?

 

グランドにゴミを投げ入れた観客
そのゴミを拾う憧れの選手

 

 

でもさ、

分からなかったんだよ

 

この怒りを
この憤りを

どうやって表現すべきか
どうやってぶつければいいのか

 

 

そのファンの思いを

ゴミを拾い集めることで
受け止めてくれた

愛すべき選手達

 

そして、その翌日
外野スタンドに現れた

"選手の皆さんごめんなさい"
という横断幕

 

 

20年前の
御伽噺のようなひとコマ

滑稽だよな
笑えるよな

横浜らしいよな

 

 

 

年間最大のイベントとも言うべき
スターナイトで

まさかまさかの3連敗

 

この3日間のために
球団関係者やスタッフの方々が

必死になって知恵を絞り
汗を流し

やっと、辿り着いた夏の祭典

 

チケットはプラチナ化し
あっという間のソールドアウト

遠方から駆けつけた
同志の方々も多かったことだろう

 

 

坂本を欠き
マシソンを欠き

ファームと間違えるような
メンバーを相手に

成すすべもなく3連敗

 

 

それでも、スタンドには
ゴミひとつ投げ込まれることはなく

ハマスタを覆った
不気味な静けさ

 

多分さ…

分からないんだよな

 

今の、この時代も

とうやって怒ればいいのか
とうするのが正解なのか

分からないんだよ
表現のしようがないんだよ

自分はそう、思うんだ

 

 

え?
教えてくれ?

何が正解か?

 

 

 

ないぞ(笑)

正解なんてない

 

グッと堪えて
焼酎を煽るもよし

テレビに向かって
罵詈雑言を浴びせるもよし

正解なんて、ないんだよ

 

それでも、

我らが主筆は思うんだ

 

決して高くない給料から
観戦チケットだの、グッズだの

いろいろやり繰りして
応援してんだよね

 

学生さんなら
時給数百円のバイト代とか

主婦の方なら
子供の教育費をパートで稼ぐとか

 

そうやって
一生懸命に生きて

ベイスターズを応援してんだよね

 

 

良いと思うよ

思い思いに
自己主張すればいい

呑んで憂さを晴らすのもいい
声の限りに叫ぶのもいい

一生懸命生きてんだから
必死になって応援してんだから…

 

 

 

この日の内野入場ゲートあたりで
係員さんに食ってかかってるオヤジがいた

どうやらチケットは外野席らしく
どこから入るんだと

バイトの若い女の子を
怒鳴りつけていた

 

恥ずかしいわな
側から見たら、最低だわ

でもさ、凄く、
必死だったのかも知れないんだよな

 

入場ゲートが分からないということは
初めてか、若しくは久々の生観戦

試合は既に始まり
はやる気持ち

焦る思い…

 

係員さんには災難だったけど

その気持ちも
分からんではないんだよ

このご時世においては
妄言なのかも知れないけどね

 

 

 

ただひとつ
これだけは間違いようのない

正真正銘の事実

 

僕らは1枚のチケットで
1杯のビールで

1枚のタオルで

このチームを、
選手達を支えているということ

 

額に汗して働いた
決して多くない貴重な代価

必死になって働いて
必死に生きて

汗と涙の結晶で
このチームを支えているんだと

 

 

胸を張って叫べばばいい

堂々と応援すればいい

 

 

すぐにまた、笑顔になれる夜が来る

 

 

 

 

 

 

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