横浜大洋復興を誓う秘密結社へようこそ。屈折したベイスターズ愛渦巻く桃源郷へ誘いたし

湾岸クライシス

コラム ベイスターズ

レギュラーじゃなくてイレギュラー

投稿日:

 

 

 

 

 

「ぬまつだ姫は誰のファンなの?」

 

 

へ?

あ…
えっと、

ウフフフ

 

如何であろうか?

自分が聞かれて最も返答に困る質問が
実はこれなのである

 

以前、本気で考えたことがある

誰だ?
誰のファンなんだよ…と

 

 

「特にはいないんですぅ〜」

と、正直に答えるのもヤボだろう
その後の会話が続かなくなってしまう

 

あまり野球を知らない感じの人であれば
「勿論、筒香ですの」

とでも答えておけばいいし

それなりなりに知っている人なら
石川さんあたりの名前を挙げればいい

会話に困ることはないだろう

 

何となく贔屓にしていたのは
白崎に高城か

ただ、これもファンと言うよりは
情けというか

言うなれば、
息子を見守る親の様な心情とでも言うか

トレードに出てしまったけどね…

 

かつてのあの頃のように
大遠藤様やローズ様に憧れた

あんなに心境は
遠く及ぶものではない

 

 

選手が好きなのか
チームが好きなのか

そう、問い詰められたならば

チーム…
という訳でもない

 

強いて言うなら
このチームの歴史であり

その歴史と共に
青春時代を過ごし成長してきた

過去を大事にしたい

そんなところだろうか

 

 

もし、このチームの選手達が
そっくりジーヤンツと入れ替わったら

迷うことなく

 

坂本の守備に酔い
澤村の投球に地団駄を踏み

小林さんのリードを
愚痴り倒したらするんだろう(笑)

 

 

しかしながら

なぜ、こうも
選手達への思い入れが薄くなったのか

 

簡単な話

原因はFA制度に他ならない

 

球団の主力にして
十分な報酬を貰っているはずの

そんな選手が
あっさりと他球団へ

タオルを買い
ユニフォームを買い

必死に応援してきた選手が
ライバルチームの選手になるとか

信じられんわな

 

この制度のおかげで
年俸も高騰

5億、6億のマネーゲームも当たり前

 

年俸数百万の
美人だけが取り柄のOLが

年俸7億の◯選手に向かって
「◯選手!頑張ってください!」

なんて、
声援を送るのである

 

普通に考えて
頑張るのはお前だろって

ツッコミも入れたくなるわな

 

 

 

ひと昔…
いや、ふた昔前の

あの時代

巨人戦を毎日のように
ゴールデン枠で放送していた

TV全盛の時代を経て

今の野球は
完全なるLIVEスポーツ

 

年に何回か
生観戦に足を運び

決して安くないグッズを買い
かなり高めの食事をして

びっくりすろような値段の
ビールを飲むのである

 

昔と比較すると
明らかにチームの財政に貢献している

そんな意識は
誰もが持っているだろう

 

ファン感ですら
サインひとつもらうのに

アレコレ出費が必要な時代なのである

 

 

 

 

何だろう…

こうして書きなぐってて
思ったんだが

 

早い話が

自分が今の流れに
ついていけていないだけ

もしかしたら
いや、もしかしなくても

そうなのかも知れない

 

数倍のお金を出しても
ファン感のチケットを購入し

誰々がFAともなれば
全力で補強しろと

それが普通の感覚なんだろう

 

野球を楽しむ器みたいなものを
自分で勝手に狭めている

老害の偏屈者

きっとそんなとこなんだと思う

 

ファンクラブの申込みも
来年はレギュラーに落とすことにした

嬉々として
キャッチャーミットを貰うとか

そんな感性には至れないし
特典チケットなんて使えないし

 

 

こんな窮屈に感じてしまうのは
時代のせいか

 

それとも、自分に内在するものか…

 

 

 

ああ、今日は雨なんだな

 

 

 

 

 

 

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