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梶谷がいる風景、ベイスターズの色

 

 

またまた長い一週間が始まった。

月曜の総武快速のラッシュっぷりを例えるなら…激安スーパーのピーマン詰め放題というところか。

扉が閉まればセーフという風潮にも腹がたつが、こんな電車に乗らなくては生活が成り立たないという、劣悪な環境にも無性に腹がたつってもんよ。

夜になって一杯飲んで全てを忘れ、また翌朝這いつくばって出社するという無限ループ。人間とは愚かな生き物よな。

 

ブワッハッハッ

 

 

 

Result

2月25日 宜野湾 オープン戦

横浜 5対7 楽天

勝 則本
敗 濱口
S 宋
本 今江、乙坂、佐野

 

 Digest

削除されてたらゴメ〜んス!

YouTubeより

 

 

 

 

 

Editorial

ここまでの練習試合、そしてオープン戦を見る限りにおいては、今年も3番筒香、9番倉本というオーダーが、どうやらラミレス監督の基本線ということか。

 

まあ…別にいいわ。

個人的な意見を述べさせて頂くなら、この部分に何の不満も偏見もない。一番チームを良く知り、誰よりも真剣に勝つ事を考えている人間がはじき出した結論なのである。

9番が野手だとすれば、3番打者は実質は4番打者。投手で打線が切れることを前提とするならば、3番として打席に入るのは初回のみとも言える。単純な考えで恐縮ではあるが、理に適っているのは間違いあるまい。

 

上手く打線が機能せず、勝てなければまた考え直すだろう。我々はただ、安い居酒屋に席を移して愚痴を言い合えばいい。これが正しいファンの作法だと、今のところはそう言わせて頂こう(笑)

 

しかしながらそんな今だからこそ、キャンプもあと数日で打上げという、この時期にこそ主張したいことがある。

 

なぜ今なのか?

簡単なこと。

 

どーせ、すぐに忘れるだろうと。シーズンが始まる頃…いや、今日の夜には誰も覚えてねーだろと。そういうことで勝手に言い捨てさせてもらうぞ。

 

筒香を3番にしようが投手を8番に置こうが、とにかく…

梶谷は2番で使って欲しい

 

なんか昨年からず〜っと言ってるような気がするが、梶谷を6番とか7番で使うほど勿体ないことはあるまい。

ロペスや宮崎とか鈍足のランナーが前にいて、すぐ後ろに投手がいると、一番走れるはずの梶谷の足を自ら封じる形となってしまう。

ただ、打つだけの選手ではないのだ。

 

筒香の打席で唯一走ることの出来る選手。打つだけの梶谷では、その魅力は半減どころの話ではないだろう。どちらかと言えば、勝負強く走れない倉本を6番、俊足で粘り強い大和を9番に置いてはどうだろうか。

ラミレス監督は相手投手の左右で梶谷と細川を使い分けるような発言をしているが、少なくとも今期に関しは本気で言っているとは思えない。

梶谷を叱咤しようという、その意図が全てなのではあるまいか。

 

 

自己最多の20本のホームランを放ちながら、その三振の多さと安定感を欠いたバッティング。更には肩などの故障など、満足に試合前の守備練習もこなせないコンディション。明らかに期待を裏切った昨シーズン。

外野の一角を狙う乙坂に佐野、ルーキーの楠本が強烈なアピールを見せている。焦っているのではあるまいか。

いや、大いに焦るべきだろう。

 

 

打つだけの評価なら、他の選手との併用も当然。6番や7番を打たせるのであれば、是非とも佐野あたりを使ってみたい。現にそれだけの結果を出している。

しかしながら、梶谷の持ち得るものは高いレベルで打って走って守れるという、野球人であれば誰もが羨むそのポテンシャル。トリプルスリーにダイヤモンドグラブ賞を狙うことの出来る選手など、野球界広しと言えども、何人もいるものではない。

 

 

僕らが見る以上の夢を

是非とも本人に見て欲しいのだよ

 

梶谷は筒香と共にこのチームを牽引する、なくてはならないベイスターズの両輪だと、自分はそう思っている。

 

 

 

 

 

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ぬまつだちゃん:

View Comments (6)

  • コンチワ!

    梶谷って当初はベイスターズを変えてくれるかもしれないスゴい奴!って感じだったけどここ最近の梶谷の個人的な印象は伝統的な古き良き横浜の選手って感じ(^_^;

    かつてこんな選手が横浜にはそれこそ煌めく星の如く沢山いました!
    言い換えれば「個性派」って選手ですね!

    実力はある!しかしその実力を十二分に発揮出来ないもどかしさ!
    これこそが「ザ・ヨコハマ」の選手!

    例えるならまるでF1のエンジンをF3のシャシーに搭載してるようなバランスの悪さ!そのポテンシャル(エンジン)が十分に活かされてない現状…。

    賛否はあると思いますが、自分はホームランを捨てて足技重視の選手にシフトチェンジしてみてはと思います。
    自分は梶谷が出始めの頃に一番ビックリしたのはホームランよりもショートゴロでセーフになったプレーでしたから!

    • くじらさん

      コメントありがとうございます。
      どーも!コンチワ!

      あまり大きな声では言えませんが、意識の高い若者が増えている現在のハマ☆ベイにおいては精神的な部分も昔ながらの大洋気質という感じがします。

      食が細くなって夏場に痩せてしまうとか、バットをグランドに転がしとくとか…ある意味では今の意識高い系チームに居心地の悪さを感じている可能性もありますね。まあ、そんな選手が好きか嫌いかと言われれば好きなんですが(笑)

  • 個人的にはラミレス監督が梶谷選手を2番へ組み込む打線を組む事があるとすれば、筒香選手を4番に戻すのではないかと思ってます。そして9番に投手を入れる事になるのではないかと想像してます。
    そして、3番には空振りの少ない宮崎選手を入れる事によって得点の確率が上がったり、得点圏のランナーが増えるのではないでしょうか。
    ただ今年梶谷選手が目指している三振の少ない打撃フォームが完成すると2番に組み込む可能性はあるかも知れませんね。

    今年の梶谷選手には改めて期待しているので注目していきたいと思います(o^^o)
    纏りの無いコメントですみませんm(_ _)m

    • モリンゴさん

      コメントありがとうございます。
      実に鋭い推察ですな。

      確かに梶谷が2番なら4番には筒香というのは仰る通りだと思います。ただラミレス監督は出塁率の高い宮崎を3番というのはなかなか試しませんね。ロペスは筒香の後ろより前に置きたいということでしょうか。

      梶谷は左方向への意識をもっと強く持つだけでも全然変わって来ると思うんですけどね。さて、どんなバッティングになっていますか。

  • 主筆様!こんばんは。
    ベイ沖縄キャンプ最後のレポートを届けます。
    思えば昨年も同じ時期にドリャゴンズとの練習試合。昨年と比べて今年は何が違うのかというとドリャゴンズ打線に全く威圧感がありません。怖いバッターがいないですね。投手陣の層の厚さも段違いです。今日の練習試合は安心して観戦することができました。

     今永の仕上がりは順調のようですね。1回裏はストレート主体。二回裏は左打者へのスライダー、右打者へのアウトドア攻め、三回裏はストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップを織り混ぜての投球。開幕までには完全に仕上がるでしょう。
     山崎は言うことなし。ストレートもツーシームも切れ切れだった。
     砂田はストレート、カーブだけの攻めではつらい。球種があと1種欲しい。
     飯塚は6番手を目指して奮闘している。追い込んでからのストレートは143~144㎞と走っていたのだが、カウントを取りに行く甘いストレートを打たれていた。これを減らさないと熊原との争いも微妙だ。

     打線ではソトが意外にも活躍しそうだ。今のところ穴がない。楠本、佐野、細川は合格点。大和は右打席が課題。神里の打撃はまだまだ。代走要員かも。今季右の代打陣は細川、G後藤、中川、ソト、白崎。左陣は乙坂、楠本、佐野と陣容は豊富。ファームにも人材は溢れている。この競争に勝ち抜くのは誰か、これも目が離せない。

     さて大きなけが人もなく沖縄キャンプも無事終了し、来月からいよいよオープン戦本番へと突入し開幕へと照準を合わせていきます。主筆様を先頭に湾岸クライシスの同志の熱い声援で10月には楽しいお酒を飲もうではありませんか。

     

    • しんぱちさん

      コメントありがとうございます。
      どーも!こんばんは!

      今永は2年目にして完全にエースとしての自信と風格を備えつつありますね。組織全体のレベルを引き上げるような言動と振る舞い。ぬるま湯体質と揶揄され続けてきた、この球団の歴史を遡ってもここまでの選手はいなかったのではないでしょうか。

      個人的に心配しているのは中継ぎ陣です。私見ではありますが、中継ぎ投手は1度劣化してしまうと、なかなか以前の球威やキレが戻らないと思っています。冷めた言い方になってしまいますが、タナケンや須田の復活に期待するのはファン心理として分かるんですが…しんぱちさんが推す笠井の台頭など新しい力が必要だと思っています。

      早いものでキャンプも打ち上げ。フットワーク軽くレポートを頂き本当にありがとうございます。ハマスタでの再会を心より楽しみにしておりますぞ。